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日々の徒然をダラダラと。

大奥観て来た*

よしながふみ原作の実写映画「大奥」、見て参りました。
封切り翌日に観に行くとかスゲーな自分。
突然決めて突然行きました、付き合ってくれた友よあいがとー。
以下ネタバレ感想文。


(そういえば原作1巻を…以下略)


























映画自体は、原作を大事にしたつくりで、物語に問題は無かった。
連れは「最後、死んでませんでした☆ってアレでいいの?!」ってたが。
うん…まあ、ご近所とか水野の親御さんとかにどうやって説明すんの…って、
そこは原作にもつっこむべきエピソードなので、許してくれ。



ニノはすごく頑張ってたと思います。
TV全然見ない私なので、二宮くんは嵐の人 くらいの認識しかないけど、
硫黄島からの手紙」は良かったし揶揄の意味をこめてのジャニーズタレントではなく
普通に若手俳優だと思ってますので、演技については別に心配はしてなかったし、
ペラペラ早口で啖呵を切るとことか、ああうんうん水野はこうだよねステキ!ではありました。
もうちょっとべらんめえ調がキツい下町江戸っ子!な口調でも良かったかな、
でも水野は町人じゃなく旗本の息子だからあれくらいでちょうどいいか。

しかしね、ニノ、ちっちゃい。小柄すぎ。
小柄な水野はちょっとかなり違う感じがしました。
最大のツッコミ場がそこ。

幼馴染の薬問屋の娘・お信@堀北マキとのシーンも、
堀北さんがデカいのか二宮くんがちっちゃいのか、
お信が下駄で水野が草履なのがいけないのか、背ぇ殆ど変わらないし。。。

呉服の間の垣添が、もう原作どおりに水野ファンだし憧れちゃってるし
思い出をください のシーンもそのまんまあるんですけども、
垣添のが水野よりガッチリしててね。。。
垣添のが背も高いし肩幅胸板もあってね。。。
キャ*水野さん!*キャ!!**って可愛い後輩的になってんですけど、
ったく俺のファンかよー仕方ねーなーって水野も男前な先輩的になってんですけど、
水野ニノのがちっちゃくて華奢でどーなのそのビジュアル。という。

女性は将軍ただひとりで、他は男ばかりの大奥だから、
男色もそらある訳よという設定で、
剣の腕が立ってステキー!と騒がれる水野が小柄 ってどうだね。
小柄で痩せた人物に男性が憧れますか。
そもそも腕っぷし強そうに見えないんだもの。
ケンカに勝つエピソードからして嘘臭い。
理由も無く同性愛なヌルいBLじゃないんだから、
男色に理由をキチンとつけようよ。

(藤波@佐々木蔵之介と松島@玉木宏の濡れ場は説得力あったよ。
権力者とは寝といて出世の道を開く訳ですよ。)

針を探すエピソードが省かれてたので、
水野が賢いという印象付けが弱かったな。
香道をすぐ覚えた ってだけじゃ、
嗅覚がするどいという表現にしかならんと違うかー。犬かー。

藤波とか松島とかがまた背が高いので、一緒に歩くシーンとか
もうホント水野ちっちゃいなあ。。。って終始気になった。
ミスキャストだと思う。二宮くんは何一つ悪くない。。。
なんでそんな仕事を受けたジャニーズ事務所。。。


でもまあ、女性陣は良かったです。とても良かった。
吉宗@柴咲コウ、早足でドスドス歩くとことか間部をピシャリと罷免するとことか、
凛としててああこりゃ吉宗だ!という感でした。
間部もキラキラしててはまってたなー。
加納久通@和久井映見も良かったなー。

吉宗のカイドリが間部罷免後に無地のになってから、
布のすべりが悪そうで(なんか引っかかってもたつく感じ)、
倹約だ!と主張される上様は木綿のカイドリになすったのかしら、
それで歩きづらくなっちゃってつまづいたりとか
そんな上様がいとおしい感じ。

よしなが大奥で最も男前なのが吉宗だと思ってるので、
眼光するどい柴咲コウで良かったと思います。


その台詞ちょっと現代風すぎね?と思わせる箇所があったけど、
どういうんだか忘れたくらいなのでまあ気にするまでもないか。

あと脳内補整がかかってるのかもしれんが、
私が過去見たことのある大奥が舞台の作品映像がNHK大河ドラマ篤姫』で、
そっちと比べてしまってセットが安っぽく感じた。

興味がある映画でも、地上波で放映とかDVDレンタル開始とかになっても
見るの忘れるので、ちょっとでも見たい作品は映画館に行って見る。
見れたので良かったッスー。レイトショーだったので人が少ないのも良かった。


眠い頭で書き殴り。誤字は直すかも直さないかも。