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活字読まな

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太宰「人間失格」、人気漫画家の表紙にしたら売れて売れて
(読売新聞 - 08月17日 20:52)

 太宰治の代表作「人間失格」の表紙を、漫画「DEATH NOTE(デスノート)」で知られる人気漫画家、小畑健さんのイラストにした集英社文庫の新装版が6月末の発行以来、約1か月半で7万5000部、古典的文学作品としては異例の売れ行きとなっている。

 「恥の多い生涯を送ってきました」という文章で知られる「人間失格」は、太宰が自殺する1948年(昭和23年)に発表された自伝的小説。生きることの苦悩を見つめた小説には若い世代のファンが多く、52年初版の新潮文庫は602万5000部と夏目漱石「こころ」と並ぶ大ベストセラー。90年初版の集英社文庫でも40万部を超えている。

 従来の表紙は抽象画だったが、編集部は、「いかにも名作」という路線からの脱却を目指して小畑さんに表紙絵を依頼。新装版は、「デスノート」の主人公・月(ライト)を思わせる学生服姿の男の子が不敵な顔で座るデザインとなった。

デスノファンが買ってるんだろうなあ。
ジャケ買いで本文まできちんと読むもんだろうか。。。


個人的には「人間失格」は読んでて苛々した記憶です。
主人公に苛々し後に呆れるあまり、
私は真面目に働いて誠実に生きよう!と
ポジティブに生きる意欲が湧いてくる感じ。
再読するかなあ。家にあるし。



人間失格」は読むと凹む、と書評やらで目にしていたので
初めて読んだ当時は心構えしてから挑んだ記憶です。
結果、私はそうでもありませんでした。
三島由紀夫仮面の告白」のが凹んだなあ。
そして三島のは新潮の文字だけの装丁のが好きだった。
今見るとエヴァっぽい印象だな。無論エヴァのが後出しです。