■■■SHOCKING PINK

日々の徒然をダラダラと。

苛々は肌にヨクナイ

救急車が弊社の前に停まったので、何事かと見ていると
隣の隣の雑居ビルの地下から若い男性が運び出されてきた。
顔色は紙のように真っ白で意識もない様子。
担架に乗せられて車内へ入れられる数十秒を見ただけだが、
白いシャツの胸の辺りと肩の辺りが不自然に汚れていたのを確認。
夜通し飲んでたホストが急性アル中で救急車沙汰か、と判断。
一緒に見物してた同僚に「ゴミめシンジャエーw」と
笑顔で言ったのを聞かれ、怖いよアンタ!と笑われた。

その雑居ビルの前を通らぬと出社できないので出勤のたびに通る訳だが、
朝8時半に酔っぱらいホストやら客のギャルやらを目にするのも正直不快です。
数人で歩道をふさいでいたり、ケンカしてたり、
路上営業してきたり、とにかく邪魔。
夜の繁華街なら仕方がないと腹も立たないが、
朝の通勤路に居られても。こっちゃこれから健全に薄給労働なんだ、
酒くせぇっつーの寄るなクソがとっとと帰って寝てろ。
という具合で元々良く思ってなかったホストなので、
ゴミめ以下略とオノレが思うのは非常に自然な心の動きなのですが、
ナチュラルに冷徹にシンジャエーwなんていうオノレに嫌気。

そもそもホスト系男子のナリが嫌いだし、
泥酔者も大嫌いだし。
当方シラフもしくはホロ酔いの状態で、
泥酔したツレにかけられた迷惑を数件思い出し不愉快に。
ホストスキルの非常に高い男装のバイっ子バーテンに
営業メルを貰ってた時期に営業だと分かってても何となく
ほんのり嬉しかった気持ちを思い出し複雑な気分に。
(※その子とはビアンコンパで知り合ってメアド交換した)

救急車は税金で動いているんじゃなかったかな。
‥‥‥‥不愉快だ。自腹でタクって救急病院連れて行けよ。

何だか苛々しながら午前を過ごした。
昼休みに同僚と今朝のことを話していたら、
どうにも擦れ違い気味なので余計にフラストレーションが。
同僚は、先日TVで見たというホスト業界のワケワカンナイ様子を
糾弾したかったようだった。
ワケワカンナイって言うが、
店のNO.1の座を競うホストたちってのは
営業成績を伸ばそうとする一般リーマンと変わらないし、
数十万のシャンパンボトルを入れる頭の悪そうな女性客ってのは、
たかが衣服に数百万かける呉服業界の上客と一緒だ。
「バカみたいな値段で着物買う金持ちが居るからウチらに給料出るんじゃん、
 バカみたいな金額払ってホストクラブに通うオンナも
 着物買うオバハンと変わんないって。」
言うと同僚は沈黙した。
経済はカネが動かぬと回っていかぬのだから、
傍から見てバカバカしい浪費でも結構、
使えるカネのある人は使ってくれ。

私がヤだったのは、ゲロまみれで意識不明で午前9時半にブッ倒れるっつー
見た目もその状態に至るまでの過程の予想も何もかも醜悪な人間に、
その様子で「さー!お仕事がんばるゾ☆」って気持ちを萎えさせられた
ことなのかなぁ。自ら見物に行って不快になる、その野次馬根性がバカですな。