■■■SHOCKING PINK

日々の徒然をダラダラと。

ランチの話

書く覚悟が何となくついたので今日の昼間の話を。
いや、母親が来て共に昼食を食べたのです。
それだけです。

私は母親が苦手なので、会うのが苦痛です。

昨日夕刻、書店に居た私のケータイを鳴らしたのは母親でした。
土日のどちらかに会わないかと。
どうしていつもいつも自分の都合のついた時だけ
突然そういうことを言い出すのか。
そしてそういう自分本位なところは私に
キレイに受け継がれているので、
それを話しながら自覚して不愉快に。
話していて腹立つわと思うところがそっくり私の中にあると、
感じさせられるので会いたくないのです。

実家と私の住む街とは高々1時間の距離ですが、
母親がわざわざこちらに出てくると言うし
恐らく食事代は持ってくれるのだろうし
不孝娘の最低限の義理として「じゃあ明日、土曜に」と約束したのでした。

母親と話をするのは苦痛です。
普通に話せません。
必要以上に自分が緊張してつっけんどんになっているのが分かって、
分かれば分かるほど声のトーンは低くなり
絵に描いたような無愛想な様相の出来上がりです。

専業主婦はお気楽そうで心底腹が立つ。
働くこと、異性を愛すること、
結婚すること、子供を産み育てること、
それらを標準の枠内で致して来られて
今まで幸福だったのだと
このオンナは分かっているんだろうか。

彼女の不幸は、2番目の娘が(私だ)
マトモに育たなかったことだ。

申し訳ない。
申し訳ないけど、私はどうしてもアナタが苦手だし、
アナタの夫はもっと苦手だ。
会わずに済むならそれで済ませたい。

会見の間中、
「仕事が忙しい」「今日みたいに晴れた休日は貴重だ」と
会見の早期終了を願っていることをあからさまにしていた。
結局、母親が私の家に来て近所の店で食事をして
また家に荷物を取りに戻って、そして帰って行くまで、
たった2時間ほどだった。
部屋が散らかり放題だし洗濯もしたいし、という方便をまくしたてて
何か買い物に行こうか、手伝おうか、と言う母親を追い帰した。
「何かしてほしいことない?」という言葉に
喉まで出かかった「とっとと帰ってほしい」を飲み込み
「いや別に」に置き換えたのは現場で上出来だと思ったが
こうして書いてみると全然ダメですな。ひどい娘です。

でも、本当に、私の城から居なくなってほしいってだけだった。

したたかに近所のスーパーにでも一緒に行って、
会計して貰えば良かったのにな。
一緒に食品売り場を歩くことも会計を任せることも
恐らく親孝行になったんだろうし、
必要な食品を買って貰えるなら私の益にもなるのだが。

一刻も早く帰ってほしかった。一緒に居るのが苦痛だった。
申し訳ないけれど。実の娘なのに申し訳ないけれど。


あれっぽっちで孝行した気になって、
解放感で晴々していた本日夕刻頃の私はクズだと思うが
この文章をめそめそ記している私はクズな上に弱いと思う。

愛せないんなら仕方ないじゃん。
申し訳ないって言ったって、言ってるだけじゃん。
どうせ好きにはなれないんだから、同じじゃん。


こういう、母親を好きになれない子供が存在してるのを知ってるから、私は母親になぞなりたくないし、妊娠出産育児を求められる可能性が高いから結婚もしたくないし、自然男性も遠ざけたく思ってしまう。
かたくなに独身主義なんて言ってるから、ふられるのにね。
でも撤回したくないし撤回できない。

バカだねぇ。