電車でGO(戸川純
帰社途中、電車待ち中のホームにて
乳飲み子抱いた外国人のおねえさんに話しかけられる。
「あのゥ、新宿?」
「新宿行きたいんですか?」
「うん、私はじめて」
「新宿行きのはねぇ、こっちのホームに来る電車ですよ」
「こっち?」
「うん、こっちこっち(と指差して)もうじき電車来ます」
「ドモありがと」
「いーえーw」
……もっと美しい日本語を喋ろうよ日本人の私w
しかし当時運搬中だったのが私の月収相当額の返品商品、
マイナスオーラを手荷物から受け微妙に項垂れておりました。
不安顔で話しかけられ自信満々で回答し笑顔で御礼言われて
ホンノリ良い気持ちに。
小さな人助けができて嬉しかったというか、
私をこゆ気持ちにしてくれてこちらこそおねえさんに
御礼申し上げたい気持ちになった。
話しかけれくれてセンキウ。
そしてホームに数人居た中から彼女にセレクトされた
マイ風貌に感謝。製造元のおかげです。
そんな思考回路でママパパに感謝。
情けは人の為ならず。
『情けを人にかけておけば、巡り巡って自分によい報いが来るということ』
by三省堂ですけども。
グルグル巡る間も無く即オノレに返って参りましたよ。
ありがたいことです。
あ、地名は(仮)。カッコ仮。
名古屋市近郊の話です。新宿な訳ねぇべ。