■■■SHOCKING PINK

日々の徒然をダラダラと。

『真夜中の弥次さん喜多さん』を観て来た。

面白かった。ラブくて参った。
しかし喜多さんの「ヤク中もホモも治るんだよ!」って
台詞にはちょっとチェックいれたい気持ちになりましたよ宮藤さん。
ヤク中は病気だが、ホモセクシュアルは病気ではありません。
よって治る、などと発言するのはオカシイです。
オカシイんだぞ!!(大声で)
多々あるノンケの無神経証明発言のうちのひとつにすぎませんがなw

そもそも江戸時代はキリスト教思想が庶民まで行き渡っていなかった筈。
男色を異端だ病だと禁じたのは、キリスト教だったような気が。
元々の日本は男色大国じゃんねぇ。
‥‥と、おぼろげな知識を頼りに書いてはみたが、
この映画に時代考証もクソもですなw
あ、でも弥次喜多カップルも別に男同士だからって
そのことで周りに何か言われたりはしてなかったなぁ。
人前でヘーキでイチャイチャしてたし、
周囲も「ラブラブね☆」って雰囲気で囃し立てる感はあったが、
男同士のカップルってことへの嫌悪は見られなかった。
ってことは、その点では正しく江戸の風潮が描かれてたって事なのかしら。

そうなると余計に当事者の喜多さんが『男色=病気』的発言をするのはオカシイんですがー。
女房の居る身で喜多さんと恋仲んなってる弥次さんが
そう発言するなら、まだオクサンへの後ろめたさゆえに?との
推測もできますが。。。
あ、でも喜多さんのおゆきちゃんへの恋を語る流れでの発言だから、
男色を病気扱いすることでノンケの恋を成就させようとしてる
オノレを肯定しようとしての意味か?
どっちにしたってあのタイミングであの発言は、弥次さんが可哀想だと思いましたまる。
喜多八ィ、てめぇはホモ治すためにお伊勢さん目指してんのかよ!とw

いやまぁ物凄い枝葉の話なんですけどねー。
映画そのものは大変面白かったです。
長瀬智也中村七之助も惜しげもなく身体晒してて
メスとしてウハウハしながらも見れましたし*
‥‥いや、普通にゲラゲラ笑えたし、面白かったですよv